ニキータ・マゼピン 「ハースF1にシミュレーター施設がないことは不利」
ニキータ・マゼピンは、ハースF1にシミュレーター施設がないことで、F1ルーキーとして、シーズン後半のフライアウェイレースはより困難なものになると語る。

ハースF1のルーキーであるニキータ・マゼピンとチームメイトのミック・シューマッハは、FIA-F2が開催されないオースティン、メキシコ、ブラジルでレースをしたことがない。

過去数か月のヨーロッパのサーキットは、二人ともジュニアカテゴリーでレースをした経験があったが、今後のレースは潜在的に急な学習経験が求められることになる。

フェラーリF1のジュニアドライバーであるミック・シューマッハは、マラネロにあるシミュレーターで作業することができるが、そうではないニキータ・マゼピンにとっては予備知識が少ない状態でサーキットに向かうことになる。

今後のレースについてニキータ・マゼピンは「新しいサーキットは明らかに新しい挑戦をもたらすし、シミュレーターを持たないグリッドで唯一のチームにいるので、ルーキードライバーとして通常の仕事に加えてより大きな挑戦になるだろう」とニキータ・マゼピンはコメント。

「子供の頃から知っているトラックでは、F1で落ち着くのははるかに簡単だと思う。モンツァは2015年に初めてテストをしたし、自分の庭にこの場所を知っている」

「メキシコやブラジルに行く場合、F1はそれ自体が非常に挑戦的なスポーツであり、新しいバンプ、新しい路面などを備えた新しいトラックが追加されると、それはよりタフになるだろう」

ニキータ・マゼピンは、F1ベルギーGPで新しいシャーシを与えられ、最近のトリプルヘッダー全体ですぐにペースを見い出すことができていた。

22歳のニキータ・マゼピンは、今では限界までVF-21をドライブすることに自信を持つことができるようになったと語る。

「ベルギーのFP1で運転して以来、ワンラップのペースは大幅に改善されたと思う。ベルギーのFP1で何が変更されたはか誰もが知っていると思う」とニキータ・マゼピンは語る。

「自分のフィーリングを信じることができるのは良いことだし、ペースは今そこにある。僕たちの先にはまだ長いシーズンが待ち受けているけど、良くなると確信している。今年の初め、クルマが本来の性能を発揮していないことで失った自信が、今や真実になりつつあるからね」

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カテゴリー: F1 / ニキータ・マゼピン / ハースF1チーム