フェルナンド・アロンソ eスポーツ eSports
フェルナンド・アロンソがeスポーツのレーシングチーム『FA Racing G2 Logitech』を設立。eスポーツに参入する初のF1ドライバーとなった。

eスポーツ(eSports:エレクトリック・スポーツ)とは、複数のプレイヤーで対戦されるコンピュータゲームをスポーツ・競技として捉える際の名称。最近ではオリンピック競技化が検討されるなど大きな動きをみせている。

F1でもeスポーツの流れはすでにい到来しており、今週、マクラーレンが独自のeスポーツ大会『World's Fastest Gamer』で優勝したオランダ出身のルディ・ヴァン・ビューレン(25歳)とF1公式シミュレータードライバー契約を締結。また、F1としても『F1 eスポーツ・シリーズ(Formula 1 eSports Series)』を開催し、今週末のF1アブダビGPで決勝が行われる予定となっている。

フェルナンド・アロンソは、マクラーレンのパートナーである「ロジテック」そして、スペインのプロチーム「G2」とパートナーシップを結び『FA Racing G2 Logitech』を設立してゲーム業界に参入。F1と他のオンラインカテゴリーのトップシリーズに参戦することを発表した。

「ついに僕はチームプリンシパルだ」とフェルナンド・アロンソはヤス・マリーナ・サーキットでのチーム発表の場でコメント。

「とても早い時間帯からのミーティングはなくなるだろう。僕たちは仕事の仕方を完全に変えるだろうね!」

フェルナンド・アロンソは、数カ月前にロジテックとGPからこのアイデアについてアプローチがあったとし、eスポーツに関与するには適切な時期だと考えたと述べた。

「とてもエキサイティグだし、まったく新しい分野だ」とフェルナンド・アロンソはコメント。

「他のフォーマットでのeスポーツはとても成功しているけど、レースはまだ始まったばかりだし、大きなポテンシャルがあると思っている」

「この分野に投資する最初の一人になれたことを嬉しく思うし、僕たちだけでなく、ゲーマーやファンにとっても楽しい時間が来ていうと思う」

FA Racingは、F1、RFactorなどプロの選手権に焦点を当てているが、フェルナンド・アロンソはファンが彼らとレースができるというプランもチーム内で検討していると語る。

自分のチームと契約したかと質問されたフェルナンド・アロンソは「いいや、まだだ。でも、マンスリーで僕たちのファンとのオンライン競技をするというアイデアがあるし、それには僕たちのプロドライバーだけでなく、僕も参加できるだろう」

「間違いなく僕はアマチュアレベルよりも遅いだろうね。楽しむつもりだし、それが第一だ。そして、世界中のみんなが参加できるプラットフォームを開発していくつもりだ」

F1のコマーシャルディレクターを務めるショーン・ブラッチズは、eスポーツチームを運営するというフェルナンド・アロンソの決断が、F1に若いファンを獲得するための大きな後押しになると考えている。

「フェルナンドのブランドは、F1の成功が柱となっており、他のブランドが他の分野に参入するのと同じように彼は信頼を提供している」とショーン・ブラッチズはコメント。

「多くのドライバーやアスリートが、セカンドキャリアでビジネスに参入しているし、私はこれは楽しい参加型のゲームでありつつも、競技だと思っている」

「大きなビジネスであり、ますます大きくなっている。2年ほど前ではるが、F1とフェルナンドはその早い段階で参入している」



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カテゴリー: F1 / フェルナンド・アロンソ